「スライスしにくいシャフトに変えたい」と思っているゴルファーへ。シャフト選びでスライスが改善できるケースと、できないケースがあります。まず自分がどちらのタイプか確認してから選ぶことが重要です。

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あなたはスライスしにくいシャフトの「合う人」ですか?

以下のチェックリストで3つ以上当てはまれば、シャフト変更でスライスが改善する可能性が高いです。

チェック項目当てはまる
練習すると一時的にスライスが減るが、またすぐ戻る
ボールが最初から右に向かって飛ぶ(プッシュスライス)
アイアンではスライスしないのにドライバーだけスライスする
現在のシャフトが元調子・硬め・重めである
切り返しがゆったり・スムーズなタイプ
HS42m/s以下で50g台以上のシャフトを使っている

3つ未満の場合:スライスの原因はスイング軌道(アウトサイドイン)の可能性が高く、シャフト変更の前にスイング改善が優先です。


スライスの種類でシャフトの処方が変わる

スライスには2種類あり、処方が正反対になります。

タイプ特徴シャフトの処方
タイプA:高スピンスライス真っ直ぐ出て途中から右に曲がる・高く上がって失速する低スピン系・先端剛性高め
タイプB:プッシュスライス最初から右に向かって飛ぶ・フェースが開いたまま捕まり系・先調子・低トルク

「スライスしにくいシャフト」として一般的に紹介されるのはタイプB向けです。 タイプAに捕まり系シャフトを入れると逆効果になります。


スライスしにくいシャフトの3つの特徴

① 先調子・先中調子(先端が走る)

先端が柔らかいシャフトはインパクト時にフェースが自動的に返り、捕まりを生みます。元調子・先端が硬いシャフトはフェードバイアスが強く、スライスが悪化します。

② 捕まりスコア(R値)が高い

シャフトにはフェースターンを助ける性能差があります。SPEEDER NX VIOLETやATTAS KINGは捕まり性能が最高クラスです。

③ 適正重量帯に下げる

重すぎるシャフトは振り切れず、振り遅れ→フェース開き→スライスになります。HS42m/s以下では50g台以下が基本です。


HS別おすすめシャフト3選

HS50m/s以上向け

順位シャフト特徴
1位SPEEDER NX VIOLET 6 S捕まり最強クラス・先調子・HS高い方でもドローが出やすい
2位ATTAS KING 6 Xドロー系・先端走り感・ただし1フレックス上を推奨
3位TENSEI Pro 1K RED 60 S先中調子・走り感・HS高い方の捕まり不足に

HS46〜49m/s向け

順位シャフト特徴
1位26 VENTUS TR RED 5 S最新TRシリーズで最も先端が柔らかい・VeloCore+搭載
2位SPEEDER NX VIOLET 5 S先調子・捕まりが非常に強い
3位TENSEI Pro 1K RED 50 S手元しなりで自然なドロー

HS42〜45m/s向け

順位シャフト特徴
1位SPEEDER NX VIOLET 5 S/SR軽量・先調子・最も捕まりやすい
2位TOUR AD CQ 5 SRつかまり系・軽量・打ち出しが高め
3位ATTAS KING 5 SRドロー系・軽量・ただし1フレックス上推奨

モデル別「合う人・合わない人」

SPEEDER NX VIOLET

特徴
合う人プッシュスライス・HS42m/s以上・フェードが嫌い・ドローを打ちたい
合わない人すでに捕まりすぎ・フック傾向・HS38m/s以下
重量帯50〜60g台 / フレックスR〜X

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26 VENTUS TR RED

特徴
合う人スライス改善+安定性も欲しい・HS44〜50m/s・TRシリーズの安定感が好き
合わない人強いドローを求める・HS42m/s以下・コスパ重視(海外発売品のため価格が高め)
重量帯50〜90g台 / フレックスR2〜X

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TENSEI Pro 1K RED

特徴
合う人スライス+球が上がらない・切り返しがゆったり・自然なドロー軌道が欲しい
合わない人切り返しが速い・すでに捕まりすぎ・HS50m/s以上(Xを選ぶこと)
重量帯50〜60g台 / フレックスR〜X(1フレックス上を推奨)

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やってはいけないシャフト選び

NG行動理由
タイプAスライスに捕まり系を選ぶスピンがさらに増えて逆効果
HS以上の重量帯を選ぶ振り切れず振り遅れ→スライス悪化
元調子・先端硬いシャフトを選ぶフェードバイアスでスライスが強くなる
試打なしで購入する捕まり系は過剰になるとフックに変わる

よくある質問

スライスはシャフトだけで直りますか?

プッシュスライス(タイプB)はシャフト変更で改善するケースが多いです。アウトサイドイン軌道が原因のスライスはスイング改善が必要で、シャフトだけでは根本解決しません。

先調子と元調子どちらがスライス改善に向いていますか?

プッシュスライスには先調子・先中調子が有効です。元調子はフェードバイアスが強く、スライスが悪化することがあります。

スライスにVENTUSは向いていますか?

VENTUS TR RED・26 VENTUS TR REDは捕まり方向の設計でスライス改善に使えます。VENTUS TR BLUE・BLACKはフェードバイアスのためスライスには向きません。

捕まりが強すぎるとどうなりますか?

フックに変わります。SPEEDER NX VIOLETやATTAS KINGは捕まり力が強いため、元々フック傾向の方には逆効果です。試打で確認することを強くおすすめします。


まとめ

  • スライスしにくいシャフトが合う人は「プッシュスライス・アイアンは問題ない・現行シャフトが重め」の方
  • スライスの種類(タイプA/B)でシャフトの処方が正反対になる
  • HS別に適切な重量帯・捕まり性能のシャフトを選ぶことが重要
  • 捕まり系最強はSPEEDER NX VIOLET、安定性重視なら26 VENTUS TR RED
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