「振っているのに飛ばない」「同伴者と明らかに距離が違う」という悩みには、大きく2つのタイプがあります。吹け上がって距離をロスしているタイプと、そもそもボール初速が出ていないタイプです。
この記事では後者、「初速不足による飛距離不足」のシャフト対策を解説します。吹け上がりで悩んでいる方はドライバーが吹け上がる原因とシャフト対策をご覧ください。
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初速不足の主な原因
ボール初速が出ない原因は、スイングとシャフトの両面から考える必要があります。
スイング起因の原因
- ヘッドスピードそのものが不足している
- ミート率が低い(打点のばらつき)
- ダウンスイングで力が逃げている
シャフト起因の原因
| シャフトの特性 | 初速への影響 |
|---|---|
| 重量が重すぎる | ヘッドスピードが落ちて初速が下がる |
| フレックスが硬すぎる | シャフトのしなり戻りエネルギーを使えない |
| 重量が軽すぎる | スイングが不安定になりミート率が下がる |
| 調子が合っていない | タイミングが合わず芯を外しやすい |
飛距離アップのためのシャフト選び3原則
① 適正重量に合わせる
シャフト重量はヘッドスピードに合わせることが基本です。重すぎればHSが落ち、軽すぎればスイングが乱れます。
| ヘッドスピード | 推奨重量帯 |
|---|---|
| 48m/s以上 | 65〜75g台 |
| 44〜47m/s | 60〜70g台 |
| 40〜43m/s | 50〜60g台 |
| 36〜39m/s | 40〜50g台 |
| 35m/s以下 | 40g台以下 |
詳しいHS別の選び方はヘッドスピード別おすすめシャフト完全ガイドをご覧ください。
② フレックスをワンランク軟らかくしてみる
「とりあえずS」と選んでいる方が多いですが、フレックスが硬すぎるとシャフトのしなり戻りエネルギーをロスします。SからSRに落とすだけで初速が上がるケースは珍しくありません。フレックスの選び方はシャフトのフレックスとは?で詳しく解説しています。
③ 中調子〜先中調子でしなりを活かす
初速を上げるには、ダウンスイングでシャフトをしならせ、インパクトでその反発力をボールに伝える設計のシャフトが有効です。中調子〜先中調子のモデルがこれに該当します。
飛距離アップにおすすめのシャフト3選
1位:SPEEDER NX BLACK(フジクラ)
こんな人に:HS42〜47m/s・しなりを使って初速を上げたい
中調子で手元のしなりを最大限活かす設計。「純正シャフトから変えて飛距離が一番伸びた」という評価が国内外レビューで多数あります。ミート率が高いゴルファーがしっかりしたシャフトに移行する際の最有力候補です。
- 重量帯:50〜70g台
- トルク:3.6〜4.2°
- 弾道:中〜高弾道
2位:TOUR AD GC(グラファイトデザイン)
こんな人に:HS40〜46m/s・スイングを崩さずに飛距離アップしたい
中元調子でバランスが良く、スイングを選ばない設計。国内外の試打レビューで「純正からの乗り換えで最も違和感が少なく飛距離が伸びた」という評価が多い。TOUR ADシリーズ全モデル比較も参照ください。
- 重量帯:50〜70g台
- トルク:3.4〜4.5°
- 弾道:中弾道
3位:VENTUS TR BLUE(フジクラ)
こんな人に:HS44〜48m/s・安定した初速を継続したい
先端剛性が高く、インパクトでのエネルギーロスが少ない設計。「毎回同じ飛距離が出る」という安定感への評価が高く、平均飛距離アップに直結します。VENTUSシリーズ全モデル比較も参照ください。
- 重量帯:50〜70g台
- トルク:3.0〜4.2°
- 弾道:中弾道
注意:これをやると逆効果
飛距離アップを狙って重いシャフト・硬いシャフトに変えるのは多くの場合逆効果です。「重くすれば飛ぶ」は誤解であり、自分のHSに合った適正重量・適正フレックスが最大飛距離を生みます。
また、純正シャフトとカスタムシャフトの違いでも解説していますが、純正シャフトがHS42m/s以上のゴルファーには軽すぎるケースも多く、適正重量への変更だけで飛距離が伸びることがあります。
まとめ
飛距離が出ない原因がシャフトにある場合、対策は3つです。
- 重量:HS帯に合った適正重量に調整する
- フレックス:ワンランク軟らかくしてしなりを活かす
- 調子:中調子〜先中調子でエネルギー効率を上げる
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免責事項:本記事の情報は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。