VENTUSシリーズの中でも「ブルー系」を検討するゴルファーが最も迷うのが、この2モデルの選択です。どちらも「中弾道・低スピン・安定性」を謳っていますが、実際の性格は大きく異なります。この記事では実測データと国内外のレビューをもとに違いを解説します。
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一言で言うと
24 VENTUS BLUE=「しなりを活かしてタイミングよく打ちたい人向け」 26 VENTUS TR BLUE=「叩きに行っても安定させたい人向け」
スペック比較
| 比較項目 | 26 VENTUS TR BLUE | 24 VENTUS BLUE |
|---|---|---|
| 発売年 | 2026年 | 2024年 |
| テクノロジー | VeloCore+ + Spread Tow | VeloCore+ |
| Spread Tow | あり(ハンドル部強化) | なし |
| 調子 | 中元調子 | 中元調子 |
| 手元剛性 | Stiff(Spread Tow補強) | Firm(やや柔らかめ) |
| 中間剛性 | 非常に高い(実測5.55kg) | 高め(実測値はTRより低い) |
| 先端剛性 | Ultra-Stiff | Ultra-Stiff |
| 弾道 | 中弾道・低スピン | 中弾道・やや高め |
| 振動数(6S目安) | 267CPM | 265CPM前後 |
最大の違いは「中間剛性」
国内ゴルフ雑記帳ブログのTrackman4実測データによると、26 VENTUS TR BLUEの中間剛性は平均5.55kgで、一般的な6Sドライバーシャフトの4.8〜5.3kgを大きく上回っています。
「振動数(手元側の硬さ)はほぼ同等でも、中間剛性は26 TR BLUEの方が明確に高い。つまり『手元の硬さは変えずに、中間を固めた』という設計意図がデータで裏付けられる」(国内レビューブログ)
この差が打感・弾道に直結しています。
打感・フィーリングの違い
| 項目 | 26 VENTUS TR BLUE | 24 VENTUS BLUE |
|---|---|---|
| しなり感 | 少ない(しっかり感) | ほどよくしなる |
| 切り返し | 鋭い切り返しに対応 | タイミングを取りやすい |
| 打感 | タイト・安定感 | しなやか・弾き感 |
| ミスヒット時 | 非常に安定 | 安定 |
Plugged In Golf(米国)は26 TR BLUEについて「24 BLUEより若干硬く感じる」と報告。一方でGolf Monthly(英国)は「24 BLUEよりスムーズ」と評しており、感じ方はスイングタイプによって異なります。
弾道の違い
フジクラ公式のEIプロファイルによると、26 VENTUS TR BLUEの手元はStiff、中間・先端はそれぞれ24 BLUEより1段階硬い設計です。
| 弾道要素 | 26 VENTUS TR BLUE | 24 VENTUS BLUE |
|---|---|---|
| 打ち出し角 | 中弾道 | 中弾道(やや高め) |
| スピン量 | 低スピン寄り | 中スピン |
| ディスパーション | 非常に狭い | 狭い |
| 捕まり | やや低め(ニュートラル) | やや低め(ニュートラル) |
Today's Golferの独立テストでは、TR BLUEはVENTUS BLUEより20.1%ディスパーションが改善されました。弾道の高さ・捕まりはほぼ同等ですが、散らばりの少なさではTR BLUEが上回っています。
どちらを選ぶべきか
26 VENTUS TR BLUEが向いている人
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| スイングタイプ | 切り返しが鋭い・叩きに行くタイプ |
| HS | 46m/s以上 |
| 悩み | 打点がバラつく・方向が安定しない |
| 求めるもの | ディスパーション改善・安定性最優先 |
| 打感の好み | しっかり感・タイト感が好き |
24 VENTUS BLUEが向いている人
| 条件 | 詳細 |
|---|---|
| スイングタイプ | テンポ普通〜ゆったり・しなりを活かしたい |
| HS | 42〜48m/s |
| 悩み | 吹け上がり・スピン過多 |
| 求めるもの | しなやかな打感・中弾道安定・万能性 |
| 打感の好み | しなり感・弾き感が好き |
価格・コスパ比較
| 項目 | 26 VENTUS TR BLUE | 24 VENTUS BLUE |
|---|---|---|
| 海外定価 | 約$350 | 約$300〜 |
| 国内市場 | 最新モデル・定価帯 | 値下がり傾向・コスパ良好 |
| コスパ | 最新技術が必要な方向け | 同等性能をより安く入手可能 |
まとめ
- 26 VENTUS TR BLUEはSpread Towにより中間剛性が大幅に高く、叩きに行っても安定する設計
- 24 VENTUS BLUEはしなやかな打感でタイミングを取りやすく、幅広いHSに対応
- 「安定性・ディスパーション改善」が最優先なら26 TR BLUE
- 「しなり感・弾き感・コスパ」を重視するなら24 VENTUS BLUE
- 捕まり・スライス改善目的にはどちらも不向き
詳しくは26 VENTUS TR BLUE 単体レビューやVENTUSシリーズ全モデル比較もご覧ください。
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免責事項:本記事のレビュー分析は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。