カスタムシャフト選びで最も多く挙がる2択が**VENTUS(フジクラ)とDIAMANA(三菱ケミカル)**です。どちらも国内外のツアーで高い使用率を誇り、品質は折り紙付き。しかし設計思想が異なるため、スイングによって合う・合わないが明確に出ます。
この記事では両シリーズを多角的に比較し、あなたに合う方を選べるよう解説します。
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ブランド基本情報
| 項目 | VENTUS(フジクラ) | DIAMANA(三菱ケミカル) |
|---|---|---|
| メーカー | フジクラ(Fujikura) | 三菱ケミカル(Mitsubishi Chemical) |
| 設計思想 | VeloCore技術による安定性と反発力の両立 | 素材開発から一貫製造。ハリ感と操作性 |
| カラー体系 | RED(捕まり)/ BLUE(中間)/ BLACK(低スピン) | RB(高弾道)/ BB(中間)/ WB(低スピン) |
| 価格帯 | 40,000〜55,000円 | 44,000〜55,000円 |
| 主なツアー使用者 | ローリー・マキロイ、ジョン・ラーム | タイガー・ウッズ(D-LTD)、松山英樹 |
モデル対応表
両シリーズは「カラー=キャラクター」が対応しています。
| タイプ | VENTUS | DIAMANA | 特性 |
|---|---|---|---|
| 低スピン・フェード系 | VENTUS TR BLACK / 24 VENTUS BLACK | DIAMANA WB | 元調子・L値高め・スライサー禁忌 |
| 中間・バランス型 | VENTUS TR BLUE / 24 VENTUS BLUE | DIAMANA BB | 中元調子・万能・最も選ばれやすい |
| 高弾道・捕まり系 | VENTUS TR RED / 24 VENTUS RED | DIAMANA RB | 先中調子・R値高め・スライス改善向け |
5軸比較
振り感・フィーリング
VENTUS:インパクトでの「弾き感」が強め。先端が硬く、エネルギーをボールにダイレクトに伝える印象。打感がシャープでフィードバックが明確。
DIAMANA:「ハリ感」が全体に漂う独特の感触。弾くというより「しっかり受け止めて返す」感覚。国内外のレビューで「DIAMANA独特のフィーリング」と表現されることが多い。
安定性
VENTUS:VeloCore技術(バット部の補強構造)により、スイング中のシャフトのブレを抑える設計。高MOIヘッドとの相性も高い。
DIAMANA:Xlink Tech(架橋構造)で強度と弾性率を向上。ねじれに強く、方向安定性が高い。DIAMANAはトルクが比較的小さめの設計が多い。
スピン量
両シリーズとも同色系(BLACK同士、WB同士)で比べると近い傾向ですが、VENTUSは先端剛性が高いモデルが多くスピン抑制効果が強め。DIAMANAはハリ感によるスピン安定性が特徴です。
操作性
DIAMANAが全体的に操作性が高い傾向があります。特にD-LTD(Op=9)は操作性が際立っています。VENTUSは安定性を優先した設計のため、球筋の打ち分けはDIAMANAに譲ります。
重量帯の幅広さ
DIAMANAは40g台R2から80g台TXまで幅広い展開があり、HS低めのゴルファーにも対応。VENTUSは50g台からの展開が中心です。
スイングタイプ別おすすめ
| スイングタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| スライス傾向・捕まり欲しい | VENTUS TR RED / DIAMANA RB | どちらも先中調子・捕まり設計。VENTUSの方がやや弾き感強め |
| フック傾向・左を消したい | VENTUS TR BLACK / DIAMANA WB | どちらも元調子。DIAMANAの方が操作性高め、VENTUSはより安定感重視 |
| 弾道安定・万能 | VENTUS TR BLUE / DIAMANA BB | 最も差が出にくい帯域。打感の好みで選ぶ |
| 球筋を打ち分けたい | DIAMANA D-LTD / BB | 操作性はDIAMANAが上 |
| とにかく安定したい | VENTUS TR BLUE | VeloCoreの安定設計が最大の強み |
こんな人はVENTUS
- 「ミスを減らしたい・安定性最優先」
- シャープな弾き感の打感が好き
- HS44m/s以上でしっかり振り切れる
- 高MOIヘッド(Qi45・STEALTH2等)を使っている
詳細はVENTUSシリーズ全モデル比較をご覧ください。
こんな人はDIAMANA
- 「ドロー・フェードを打ち分けたい・操作性重視」
- DIAMANAらしいハリ感・粘り感のフィーリングが好き
- 幅広い重量帯から選びたい(40g台〜80g台)
- HS38m/s台のゴルファーも対象
詳細はDIAMANAシリーズ全モデル比較をご覧ください。
モデル別クロス比較
スライス改善ならどちら?
| 項目 | VENTUS(おすすめモデル) | DIAMANA(おすすめモデル) |
|---|---|---|
| プッシュスライス改善 | VENTUS TR RED | DIAMANA GT |
| 高スピンスライス改善 | VENTUS TR BLUE | DIAMANA WB(上級者) |
| スライスが強い方 | 不向き(全体的にフェード系) | DIAMANA GT |
吹け上がり改善ならどちら?
| HS | VENTUSおすすめ | DIAMANAおすすめ |
|---|---|---|
| 44〜48m/s | VENTUS TR BLUE | DIAMANA TB |
| 48m/s以上 | VENTUS TR BLACK | DIAMANA WB |
方向安定性ならどちら?
VENTUSシリーズ全体が「先端剛性重視の方向安定性」を設計思想の核に置いており、方向安定性ではVENTUSが一枚上手という評価が多いです。DIAMANAはモデルによって性格が大きく異なるため、一概に比較しにくい面があります。
よくある質問
VENTUSとDIAMANAどちらが初心者に向いていますか?
どちらも本来はHS43m/s以上の中級以上向けの設計です。ただしDIAMANAはモデルラインナップが多く、初中級者向けの軽量モデルも揃っています。VENTUSは先端剛性が高いため、HSが低い方には恩恵が出にくい傾向があります。
プロ使用率はどちらが高いですか?
国内外のツアーではVENTUSの方が使用率が高く、2025年は全メジャー優勝者がVENTUSを使用しました。DIAMANAも国内ツアーで多くの使用実績がありますが、近年はVENTUSが圧倒的なシェアを持っています。
同じ価格帯ならどちらを選ぶべきですか?
スライスを直したい・捕まりを改善したい方はDIAMANA GT。吹け上がりを抑えたい・方向安定性を上げたい方はVENTUS TR BLUEが第一候補になります。
まとめ
VENTUSは「安定・低スピン・弾き感」、DIAMANAは「操作性・ハリ感・重量帯の幅広さ」が強みです。どちらが優れているということはなく、スイングタイプと求める球筋によって最適解が変わります。
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免責事項:本記事の情報は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。