カスタムシャフトの定番2択として、VENTUSとDIAMANAに並んでよく挙がるのが**TENSEI(三菱ケミカル)とTOUR AD(グラファイトデザイン)**です。どちらも国内外のツアーで実績があり、アマチュアゴルファーにも広く使われています。
この記事では両シリーズの違いを明確にし、どちらが自分に合うかを判断できるよう解説します。
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ブランド基本情報
| 項目 | TENSEI(三菱ケミカル) | TOUR AD(グラファイトデザイン) |
|---|---|---|
| メーカー | 三菱ケミカル(Mitsubishi Chemical) | グラファイトデザイン(Graphite Design) |
| 設計思想 | 安定・粘り・インパクトの再現性 | 国内ツアー使用率No.1。操作性と方向安定性の両立 |
| カラー体系 | WHITE(元・低スピン)/ BLUE(中元)/ RED(先中・捕まり)/ BLACK(超低スピン) | VF・DI・PT(操作性系)/ GC・IZ・CQ(バランス系)/ UB・HD(飛距離系) |
| 価格帯 | 38,000〜55,000円 | 40,000〜55,000円 |
| 主なツアー使用者 | コリン・モリカワ、渋野日向子 | 国内男子ツアー使用率年間1位(複数年) |
モデル対応表
| タイプ | TENSEI | TOUR AD | 特性 |
|---|---|---|---|
| 低スピン・左消し | Pro 1K WHITE / BLACK | VF / PT | 元〜中元調子・フェード系 |
| バランス・安定 | Pro 1K BLUE | GC / DI / CQ | 中元〜中調子・万能型 |
| 高弾道・捕まり | Pro 1K RED | IZ / UB / HD | 先中調子・スライス改善向け |
5軸比較
振り感・フィーリング
TENSEI:「粘り系」の代名詞。切り返しで手元がしなやかに粘り、ゆっくりとしたテンポでも切り返しのタイミングが取りやすい。インパクトで「もっちり」とした感触が特徴で、フィーリング重視のゴルファーに高い評価を得ています。
TOUR AD:「張り感・弾き感」。しなりの中にも張り感があり、ビュンと走るような感覚。インパクトのレスポンスが速く、打感がシャープ寄りです。
安定性
TENSEI:手元の粘りによってダウンスイングからインパクトまでのタイミングが安定しやすい。特に一定テンポで振るゴルファーに高い再現性が出ます。
TOUR AD:方向安定性が非常に高く、「曲がりが少ない」という評価がシリーズ全体の特徴。国内ツアープロに選ばれ続ける理由のひとつです。
スピン量
TENSEI BLACK 1K CoreはS↓=10(最高値)と超低スピン設計。TOUR AD VFも低スピン設計ですが、TENSEI BLACKには及びません。高弾道・捕まり系ではTENSEI RED vs TOUR AD IZが近い性格です。
操作性
TOUR ADが全体的に操作性が高い傾向があります。特にVF・PTは球筋の打ち分けを重視した設計で、国内ツアーで多くのプロが使用する理由がここにあります。TENSEIは安定性重視のためやや操作性は劣ります。
ラインナップの幅
TENSEIはPro 1Kシリーズ4色(WHITE・BLUE・RED・BLACK)で体系がシンプル。TOUR ADはVF・DI・PT・GC・CQ・UB・XC・IZ・HD・VR・FIと11モデルと選択肢が多い分、選びやすい反面迷いやすい面もあります。
スイングタイプ別おすすめ
| スイングタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| スライス傾向・捕まり欲しい | TENSEI RED / TOUR AD IZ | どちらも先中調子。TENSEIは粘りでタイミング取りやすい |
| フック傾向・左を消したい | TENSEI WHITE / TOUR AD VF | どちらも元〜中元調子。TOUR ADは操作性でドロー量を調整しやすい |
| 超低スピン・吹け上がり改善 | TENSEI BLACK | S↓=10で現行シャフト最高レベルの低スピン設計 |
| 万能・バランス | TOUR AD GC / TENSEI BLUE | どちらも中元調子・バランス型。打感の好みで選ぶ |
| 球筋を打ち分けたい | TOUR AD VF / PT | 操作性はTOUR ADが上 |
| テンポがゆっくり・粘りが好き | TENSEI全般 | 粘り系フィーリングはTENSEIの最大の強み |
こんな人はTENSEI
- 「しなりを感じながらゆっくり振りたい」
- 粘りのあるフィーリングが好き
- 一定のスイングテンポで安定して振れる
- スピン過多・吹け上がりに悩んでいる(BLACKが最適解)
詳細はTENSEIシリーズ全モデル比較をご覧ください。
こんな人はTOUR AD
- 「球筋を打ち分けたい・操作性重視」
- 張り感のある弾き系フィーリングが好き
- 国内ツアーで多くのプロが使っているシャフトを試したい
- ラインナップが豊富な中から自分に合うモデルを探したい
詳細はTOUR ADシリーズ全モデル比較をご覧ください。
VENTUSとDIAMANAとの位置づけ
4大シリーズの全体像をつかむにはVENTUS vs DIAMANA 比較もあわせてご覧ください。
| シリーズ | 一言特徴 | 最大の強み |
|---|---|---|
| VENTUS | 安定・弾き | VeloCoreによるスイング中の安定性 |
| DIAMANA | ハリ・操作性 | 素材の品質と幅広いラインナップ |
| TENSEI | 粘り・低スピン | BLACKの超低スピン&粘り系フィーリング |
| TOUR AD | 操作性・方向安定 | 国内ツアー実績と豊富なモデル展開 |
まとめ
TENSEIは「粘り系・低スピン・安定テンポ向け」、TOUR ADは「操作性・方向安定・弾き感向け」です。フィーリングの好みが明確なら選びやすく、迷う場合はまずTOUR AD GCかTENSEI BLUEという中間モデルから試すのがおすすめです。
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免責事項:本記事の情報は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。