「ドライバーが低い弾道しか出ない」「ライナー性の球でキャリーが伸びない」という悩みは、吹け上がりとは真逆の問題です。低弾道はスピン不足・打ち出し角不足が原因のことが多く、シャフト選択で改善できるケースがあります。
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低弾道の2つのタイプ
球が上がらない原因は大きく2タイプに分けられます。まず自分がどちらかを把握することが重要です。
| タイプ | 特徴 | 主な原因 |
|---|---|---|
| スピン不足型 | 低く出てドロップする。キャリーが出ない | 先端剛性が高すぎる・ダウンブロー傾向 |
| 打ち出し角不足型 | 最初から低く出る。途中から上がらない | 先端剛性が高すぎる・インパクトロフト不足 |
どちらのタイプも「シャフトの先端剛性が高すぎる」ことが共通の原因として挙げられます。
シャフト起因の原因
| シャフトの特性 | 低弾道への影響 |
|---|---|
| 先端剛性が高すぎる(元調子・低スピン系) | インパクトでヘッドが上を向かず打ち出し角が出ない |
| フレックスが硬すぎる | シャフトがしならず、フェースが立ったままインパクト |
| 重量が重すぎる | ヘッドスピードが落ち、インパクトエネルギーが不足 |
| トルクが小さすぎる | ヘッドのターンが抑えられ、球が上がりにくくなる |
やってはいけない対処法
球が上がらないからといって、ロフト角を増やすだけでは根本解決になりません。シャフトが合っていない場合、ロフトを増やしてもスピン量が増えすぎて吹け上がりに転じるリスクがあります。
また、元調子・低スピン系シャフト(DIAMANA WB・VENTUS TR BLACKなど)への変更は低弾道をさらに悪化させる可能性があります。
高弾道化のシャフト選び3原則
① 先調子〜先中調子を選ぶ
先端(チップ側)が柔らかいシャフトはインパクトでヘッドが上を向きやすく、打ち出し角とスピン量が適正に増加します。フレックスやトルクについてはシャフトの選び方基礎をご覧ください。
② ワンフレックス軟らかくする
SからSRに、SRからRに落とすことでシャフトのしなりが増え、自然と弾道が上がります。特にHS40〜43m/s帯では純正Sが硬すぎるケースが多く、この変更だけで改善するゴルファーが多いです。
③ 重量を適正に下げる
重量が重すぎてHSが落ちている場合、軽くすることでHSが上がり、インパクト時のエネルギーが増えて弾道が上がります。HS別の重量目安を参考に確認してください。
高弾道化におすすめのシャフト3選
1位:SPEEDER NX VIOLET(フジクラ)
こんな人に:HS38〜44m/s・球が上がらずキャリーが出ない
先調子設計でS↑=9(全モデル最高クラス)。先端が大きくしなることで打ち出し角と適正スピンが同時に確保できます。「球が上がるようになった」という国内外レビューが最も多いモデルのひとつです。SPEEDERシリーズ全モデル比較も参照ください。
- 重量帯:40〜60g台
- トルク:4.8〜5.6°(高め設定)
- 弾道:高弾道・捕まり系
2位:DIAMANA RB(三菱ケミカル)
こんな人に:HS40〜46m/s・高弾道かつ安定性も欲しい
先中調子で高弾道設計ですが、手元に強さが残っているため方向安定性も高い。「上がるだけでなく曲がりも減った」という評価が多く、高弾道化と安定性を両立したい方に最適です。DIAMANAシリーズ全モデル比較も参照ください。
- 重量帯:40〜80g台(R2から対応)
- トルク:3.5〜5.1°
- 弾道:高弾道・中程度の捕まり
3位:ATTAS KING(USTマミヤ)
こんな人に:HS38〜43m/s・とにかく弾道を上げたい・軽量志向
先調子設計で高弾道・捕まり特化のモデル。軽量設定(40g台)でHSが出にくいゴルファーにも対応します。ATTASシリーズ比較も参照ください。
- 重量帯:40〜60g台
- トルク:4.5〜5.8°
- 弾道:高弾道・捕まり強め
HS帯別おすすめまとめ
| ヘッドスピード | 第1推奨 | 第2推奨 |
|---|---|---|
| 44m/s以上 | DIAMANA RB | VENTUS TR RED |
| 40〜43m/s | SPEEDER NX VIOLET | DIAMANA RB / TENSEI RED 1K |
| 38〜39m/s | ATTAS KING / SPEEDER NX VIOLET | ATTAS G7 |
| 37m/s以下 | ATTAS KING(40g台) | SPEEDER NX VIOLET(40g台) |
吹け上がりとの見分け方
「球が高すぎる」吹け上がりと「球が低すぎる」低弾道は対策が真逆です。自分の弾道がどちらか分からない場合は、まずAI診断で現状を整理することをおすすめします。
まとめ
球が上がらない場合のシャフト対策は3つです。
- 調子:先調子〜先中調子に変える
- フレックス:ワンランク軟らかくする
- 重量:HS帯に合った適正重量に下げる
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免責事項:本記事の情報は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。