TOUR AD EKは、グラファイトデザインのTOUR ADシリーズの2027年モデルで、2026年9月4日発売です。グラファイトデザイン公式は、GC・FIで採用した技術を受け継ぎながら、スピード感とほどよいつかまりを加えた新しい世代の走り系シャフトと説明しています。中間から先端をしなやかにしてボール初速を高めつつ、手元側を強化した中調子のモデルです。
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TOUR AD EKの基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | グラファイトデザイン |
| 発売日 | 2026年9月4日 |
| 調子 | 中調子 |
| 先端径・パラレル長 | 8.5mm・75mm |
| シャフト長 | 1168mm |
| 価格 | 49,500円(税込)※シャフト単体 |
| 生産 | 日本製 |
重量・フレックス展開
| モデル | フレックスと重量 | トルク |
|---|---|---|
| EK-4 | R2 48g / R1 49g / S 50g / X 51g | 5.3(R2・R1)/ 5.2(S・X) |
| EK-5 | R2 55g / R1 56g / S 56g / X 59g | 4.4 |
| EK-6 | SR 64g / S 66g / X 68g / TX 70g | 3.2 |
| EK-7 | S 74g / X 77g / TX 78g | 2.8 |
EK-4のR2からEK-7のTXまで、4つの重量帯に15種類のスペックがあります。
TOUR AD EKの設計の特徴
中間〜先端をしなやかにした走り系
グラファイトデザイン公式によると、EKは中間から先端にかけてをしなやかにすることで、ボール初速を上げることを狙っています。そこに、ほどよいつかまりとスピード感を加えた走り系のシャフトです。
3D SPEED TORNADOで手元側を強化
曲げ・ねじれ・つぶれの3つの方向の剛性を調整する3D SPEED TORNADOを採用し、手元側を強化しているとグラファイトデザイン公式は説明しています。中間〜先端がしなる一方で、手元はしっかりした作りです。
2025年モデルから受け継いだ技術
NEW SHAPEとAD SHIELDは、2025年モデルから引き継いだ技術です。
TOUR ADシリーズの中での位置づけ
メーカー公式のポジショニング
グラファイトデザインがプレスリリースで公表したポジショニング(弾道の高さとドロー系・フェード系の2軸で各モデルを配置したもの)では、EKはドロー系寄りで、弾道はやや高めの位置づけです。EKより強くドロー系寄りで弾道も高い位置にはCQがあり、EKはこのCQと、中心付近のGC・PTとの間に置かれています。
メーカー公式の剛性比較
同じくプレスリリースで公表された剛性比較(先端から手元までを5か所に分けて段階で示したもの)では、EKは先端と手元の値が高く、その間の中間部の値が低い配置で示されています。
比較として示されているFIは先端側の値が高く、GCは先端から手元まで近い値で、手元側が最も高い配置です。
スペックの比較
6Sのスペックと各モデルの設計の狙いを並べると、次のとおりです。
| モデル | 調子 | 6S重量 | 6Sトルク | 設計の狙い |
|---|---|---|---|---|
| TOUR AD EK | 中調子 | 66g | 3.2 | 中間〜先端のしなりで初速を上げる走り系。ほどよいつかまり |
| TOUR AD GC | 中調子 | 65g | 3.1 | シリーズの中心に位置するニュートラルなモデル |
| TOUR AD FI | 中調子 | 66g | 3.2 | 高初速・高打ち出し・低スピンの両立。低重心・低スピンのヘッド向け |
| TOUR AD CQ | 先中調子 | 64g | 3.4 | 先中調子で、つかまりを重視した設計 |
※ 「設計の狙い」は、EKはグラファイトデザイン公式の説明、GC・FI・CQは各モデルの紹介での説明を要約したものです。
EKはGC・FIと同じ中調子で、6Sの重量とトルクはFIと同じです。グラファイトデザイン公式はEKのつかまりをほどよい程度と説明しており、ポジショニングでもCQほどドロー系寄りではない位置に置かれています。
試打評価の傾向
国内外の試打評価では、次の2点が共通して挙げられています。
- 中間から先端にかけてのキック感があり、楽に打ち出せる
- 全体の安定感がある
発売から間もないため、評価はまだ多くありません。評価が増えた時点で更新します。
合う人・合わない人
TOUR AD EKの推奨ヘッドスピードは、グラファイトデザイン公式に記載がありません。そのため、ここではヘッドスピードではなく、弾道の悩みと好みのしなり方で整理します。
合う人
- 中間〜先端のしなりを使って、ボール初速を上げたい
- 強すぎない、ほどよいつかまりが欲しい
- 先端は走ってほしいが、手元はしっかりしていてほしい
合わない人
- つかまりを最優先したい(メーカー公式のポジショニングでは、CQのほうがよりドロー系寄りに置かれている)
- 中間〜先端の動きをできるだけ抑えたい(EKはこの部分をしなやかにした設計のため、試打で確かめたい)
重量・フレックスの選び方
重量帯はEK-4〜EK-7の4種類です。今使っているシャフトの実重量に近いモデルから選ぶのが基本です。
- EK-5のR1とSは、どちらも56gで重量が同じ(グラファイトデザイン公式のスペック表のとおり)
- EK-6とEK-7にはTXがあり、重めで硬いスペックも選べる
- EK-4はR2〜Xの4種類で、48〜51gの軽量帯
重量とフレックスの選び方の基本は、シャフト重量の選び方とフレックスの選び方も参考にしてください。
よくある質問
TOUR AD GC・FIとの違いは何ですか?
3モデルとも中調子です。EKは、グラファイトデザイン公式の説明によると、中間〜先端をしなやかにしてボール初速を上げ、ほどよいつかまりを加えた走り系です。
GCとFIの設計の狙いは、各モデルの紹介で次のように説明されています。GCはシリーズの中心に位置するニュートラルなモデル、FIは高初速・高打ち出し・低スピンの両立を狙ったモデルです。6Sのトルクは、EKとFIが3.2、GCが3.1です。
ドロー系のシャフトですか?
メーカー公式のポジショニングでは、ドロー系寄りに位置づけられています。グラファイトデザイン公式はつかまりをほどよい程度と説明しており、より強くドロー系寄りの位置にはCQがあります。
どの重量を選べばよいですか?
今使っているシャフトの実重量に近いものが基本です。EK-5ではR1とSが同じ56gなので、重量を変えずにフレックスだけを選べます。
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まとめ
- TOUR AD EKは2026年9月4日発売の、TOUR ADシリーズの新しい走り系
- 中間〜先端をしなやかにして初速を上げ、ほどよいつかまりを加えた中調子。手元側は3D SPEED TORNADOで強化
- 国内外の試打評価では、楽に打ち出せるキック感と、全体の安定感が共通して挙げられている
- 推奨ヘッドスピードは公式に記載がないため、弾道の悩みと好みのしなり方で合うかを判断する
- EK-4〜EK-7の15種類から、今のシャフトの実重量に近いものを選ぶ
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免責事項:本記事の情報は参考目的です。実際の購入前には試打・専門店でのフィッティングをおすすめします。